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農福連携の成功事例「小松菜の袋詰め作業」農業者と事業所のメリットは?

お仕事紹介

NPO法人ゆめさぽーとらいちょう(就労継続支援B型)は、2020年10月より農福連携に取り組んでいます。

作業内容は「小松菜の袋詰め」

富山市内の農家から収穫した小松菜を運んでもらい、事業所の室内で袋詰めし、完成品を農家に納品する「持ち込み型」です。

小松菜の収穫がない冬期間以外は、午後からの1時間半、5日/週のペースで委託され、10名ほどの通所メンバーが携わっています。

このページではらいちょうが行っている「小松菜の袋詰め作業」の運用方法、農家と事業所のメリット・デメリットなどを紹介していきます。

すぐに見たい項目があれば下の目次からお選び頂けます

小松菜の袋詰め作業の手順

らいちょうで行っている小松菜の袋詰め作業の大まかな流れは以下の通りです。

1.農家さんに小松菜を運んできてもらう

2.袋詰め作業を行う

3.農家さんに納品する

では詳しく説明していきます。

1.農家さんに小松菜を運んできてもらう

農家さんが収穫した小松菜を、事業所まで運んできてもらいます。

受け取る時には、

・どの袋を何袋作るか?

・袋詰めする際の注意事項

などを確認します。

2.小松菜の袋詰め作業を行う

袋詰めを行う前に手を洗い、清潔な状態で作業に入ります。

①小松菜の大きさを選別する

はじめに小松菜の選別をします。

2種類の袋、4種類の大きさで分けます。

また、茎が折れていたり、葉っぱが破れているものを取り除きます。

それ以外にも、「長い葉っぱを1枚取って小さいサイズにする」「葉っぱが4枚以下のものは除く」といった条件もあります。

②小松菜を計量する

プラスチックのケース(袋に入れやすくする道具)に規定の重さになるように小松菜を乗せます。

重さは規定内でも、「束数が〇束以上でなければならない」という条件もあります。

③小松菜を袋に詰める

計量した小松菜を袋に詰めます。

プラスチックのケースごと袋に入れて、ケースだけをスッと引き抜く要領で詰めていきます。

小松菜は傷が付きやすい野菜です。

葉っぱが切れたり、茎が折れたりしないように慎重に作業します。

④袋詰めした小松菜を段ボールに詰める

段ボールに決められた数を詰め、ガムテープで封をします。

数が正しく入っているか、重量をはかって最終チェックしています。

⑤車に積み込む

完成した小松菜を事業所の車に積み込みます。

多い時で段ボール12箱くらいになります。

職員1名とメンバー2、3名で行います。

3.農家さんに納品する

納品は職員1名とメンバー1名(交代制)で行きます。

農家さんの冷蔵庫の中に納めます。

作業時に注意していること

作業では小松菜の鮮度を落とさないことに注意を払っています。

・部屋の温度を下げて作業する

・日の当たらない場所で作業する

・乾燥しないように小松菜に新聞紙をかぶせておく

・小松菜を直接手で触る時間を極力減らす

上記の対策をしていますが、収穫から冷蔵庫に入れるまでの時間を短くすることが重要です。

ですので、大きさの選定や計量を確実に行うのに加え、作業を手早く進めることが必要となります。

作業効率をアップさせるためには、道具の工夫と個々の能力向上だけではなく、メンバー同士の協力がとても大切です。

らいちょうでの農福連携「メリットは?」

事業所側のメリット

らいちょうではプラスチック製品の切り取り・組み立て、ダイレクトメールの封入などの作業を受託しています。

小松菜の袋詰めが他の作業と大きく異なるのは「買ってくれるお客さんの顔が見える」という点です。

小松菜はどこのスーパーでも必ず売っている身近な野菜。

「毎日のように買って食べています」というメンバーも少なくありません。

自分が買うなら、どんな小松菜を選ぶか?

購入するお客さんをイメージしながら作業することで、モチベーションが上がります。

「自分たちが袋詰めした小松菜を食べて喜んでくれる人がいる」

お客さんの顔が見えることで、誰かの役に立っているという満足感を得ることができるのです。

農業者側のメリット


作業を依頼されている農家さんは、

「自分で袋詰めしていた頃は夜中の1時までかかっていた。作業をお願いしてからは、収穫や栽培に専念できるようになりました。」

と仰ってくれています。

農家さん
農家さん

めちゃくちゃ助かってます!

自分の時間も持てるようになりました(笑)

農業において重要な出荷調整は、単純作業ですが手間がかかります。

それをマンパワーの豊富な事業所に委託することで短時間に終わらせることができます。

農業者側の大きなメリットの1つが『時間の創出』です。

また、農家さんからは、

農家さん
農家さん

らいちょうさんはとっても丁寧に仕事をしてくれる

という評価も頂いています。

大切に育てた野菜を綺麗な状態で商品にできるのも大きなメリットと言えるでしょう。

新聞に掲載されました

画像出典:北日本新聞(2021.3.23)

農福連携の事例見学会が2021年3月22日にらいちょう蜷川で行われました。

画像出典:日本農業新聞(2021.3.22)

関心のある農業者と福祉施設の関係者が作業を見学し、農福連携の取り組みに理解を深めました。

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